かん‐ふぜん【肝不全】
肝臓の機能が極度に低下し、有毒物質の排出・解毒が行われなくなった状態。劇症肝炎・肝硬変・肝臓癌(がん)などでみられ、意識障害・黄疸(おうだん)・腹水・出血などの症状が現れる。
がい‐しゅっけつ【外出血】
組織とともに血管が損傷され、血液が体外に流れ出ること。また、その血。⇔内出血。
がいしょうせい‐ショック【外傷性ショック】
外傷による損傷の範囲が広く、程度が重度の場合に、急激な血圧の低下や大量の出血・内出血でショック状態を引き起こすこと。→ショック3
がんてい‐しゅっけつ【眼底出血】
眼底の網膜などの血管が破れて出血している状態。高血圧・動脈硬化・糖尿病や眼球の打撲などで起こる。
キクウィト【Kikwit】
コンゴ民主共和国南西部の都市。コンゴ川の支流クウィル川沿いに位置する。首都キンシャサと幹線道路で結ばれる商都。1995年、キクウィトおよび周辺地域でエボラ出血熱が発生したことで知られる。キクウィット。
きしょう‐びょう【気象病】
気象の変化に深いかかわりのある病気や症状。寒波期に脳出血、低気圧のときに神経痛・リウマチ、季節の変わり目に気管支喘息(ぜんそく)の発作が起きやすいことが知られている。気候病。
きゅうけつまくか‐しゅっけつ【球結膜下出血】
⇒結膜下出血
きゅうせい‐きょぜつはんのう【急性拒絶反応】
肝臓・心臓・腎臓などの臓器移植後6日から3か月ごろに起こる拒絶反応のこと。移植された臓器に出血・浮腫・壊死などがみられる。強い免疫抑制を行うことで治療できる場合が多いとされる。→慢性拒絶反応
きゅうせい‐こうまくかけっしゅ【急性硬膜下血腫】
頭部の外傷などにより、硬膜と脳の間で出血が起こり、短時間で血腫ができた状態。外傷による脳の損傷、または血腫の増大に伴って脳が圧迫されることにより、意識障害などの症状が現れる。脳動脈瘤破裂など外傷...
きゅうせい‐こうまくがいけっしゅ【急性硬膜外血腫】
頭部の外傷などにより、硬膜の血管が損傷し、頭蓋骨と硬膜の間で出血が起こり、短時間で血腫ができた状態。血腫が脳を圧迫し、頭痛・嘔吐などの症状が現れる。血腫が大きくなると、意識障害をきたす。頭蓋内血...