さんふじん‐か【産婦人科】
婦人に特有の病気、および妊娠・分娩(ぶんべん)を扱う医学の臨床科名。
さん‐りゅう【産瘤】
分娩の際に、胎児の頭部などが鬱血(うっけつ)して体液がたまり、こぶ状になったもの。生後数日で消失する。
しきゅう‐こう【子宮口】
子宮体部と子宮頸部の境界部位で、子宮側からみた膣への開口部。通常は閉じているが、分娩時には約10センチにまで開き、胎児が通過する。子宮口付近は子宮頸癌(がん)の好発部位としても知られる。
しぜん‐ぶんべん【自然分娩】
自然の陣痛発来を待ち、麻酔・陣痛誘発・帝王切開・吸引分娩・鉗子(かんし)分娩などの医療処置を行わずに、経膣(けいちつ)分娩を行うこと。普通分娩。
しゅうさんき‐しんきんしょう【周産期心筋症】
心疾患の既往歴のない女性が出産前後に突然発症する原因不明の心筋疾患。妊娠中から分娩後5か月以内に心不全の症状が現れる。息切れ・咳(せき)・全身のむくみ・倦怠感などの症状が続く場合は、早めに受診す...
しゅっさん‐よていび【出産予定日】
⇒分娩予定日
しょ‐にゅう【初乳】
分娩(ぶんべん)後の数日間に分泌される乳。たんぱく質・脂肪・ミネラルや免疫物質を含む。
じとうこつばん‐ふてきごう【児頭骨盤不適合】
胎児の頭が母体の骨盤よりも大きいため、母体の骨盤を通過できず、経膣分娩できない状態。帝王切開により分娩する。児頭骨盤不均衡。
じゅにゅう‐き【授乳期】
分娩(ぶんべん)後から離乳までの、乳児に乳を与える期間。
じょ‐さん【助産】
1 分娩(ぶんべん)を助け、産婦・新生児の世話をすること。 2 産業を助成すること。「—事業」