ぶん‐せき【分析】
[名](スル) 1 複雑な事柄を一つ一つの要素や成分に分け、その構成などを明らかにすること。「情勢の—があまい」「事故の原因を—する」 2 哲学で、複雑な現象・概念などを、それを構成している要素...
ぶん‐せき【分籍】
[名](スル)従前の戸籍から分離・独立させて新しい戸籍を作ること。戸籍筆頭者とその配偶者以外の成年者は届け出によってできる。
ぶんせき‐かがく【分析化学】
物質を分析する技術や理論などを研究する化学の一分野。定性分析化学と定量分析化学とに分けられる。
ぶんせきてき‐ていぎ【分析的定義】
定義の方法の一。定義されるものを分析し、その本質的な属性を明示して定義するもの。例えば、「酸とは水素イオンを放出する物質である」と定義する類。→発生的定義
ぶんせき‐てつがく【分析哲学】
《analytic philosophy》第二次大戦後の英米を中心とする代表的哲学。言語分析を通して哲学の問題を解決あるいは解消しようとする。日常言語の実際の使用法を注意深く記述するという方法に...
ぶんせき‐はんだん【分析判断】
《(ドイツ)analytisches Urteil》カントの用語。主語概念にすでに含まれている内容を述語として付け加える判断。この判断では、認識は拡張されない。解明判断。⇔総合判断。
ぶん‐せつ【分節】
1 全体をいくつかの区切りに分けること。また、その区切り。 2 《articulation》個々の音をはっきり発音すること。また、音声を出すための音声器官の調節や運動。 3 《syllabica...
ぶんせつ‐うんどう【分節運動】
哺乳類の小腸などにみられる運動。一定の間隔で腸管が収縮してくびれ、多数の分節に分けたようになるのが特徴。腸内容物と消化液とを混合する役をする。
ぶんせつせい‐ジストニア【分節性ジストニア】
ジストニアのうち、顔面と頸部(けいぶ)など、隣接する複数の部位に症状が出るもの。
ぶん‐せん【分銭】
中世、田畑にかかる米・絹などの年貢に代わって納めた銭貨。