せっ‐せん【接線/切線】
曲線上の二点P・Qを結ぶ直線があるとき、Qを限りなくPに近づけたときの極限の直線を、この曲線の点Pにおける接線といい、Pを接点という。
せっ‐そう【切創】
刃物やガラスの破片などで切ってできた傷。切り傷。
せっ‐てん【接点/切点】
1 曲線または曲面と直線などが接する点。 2 電気回路で、接触させて電流を通じさせる部分。また、そのための部品。 3 異なる物事がふれあう点。また、一致する点。「東西文明の—」「互いの主張の—を...
せっ‐ぱ【切羽】
1 刀の鐔(つば)の表裏が、それぞれ柄(つか)と鞘(さや)に接する部分に添える薄い金具。 2 差し迫っていること。また、その場面。急場。どたん場。「生きる死ぬるの—ぞと」〈浄・五枚羽子板〉
せっ‐ぱく【切迫】
[名](スル) 1 期日などが間近に迫ること。「返済期限が—する」 2 緊張した状態になること。逃げ場のない追いつめられた状態になること。「経済情勢が—する」 3 呼吸や脈が、小刻みに速くなるこ...
せっぱくせい‐にょうしっきん【切迫性尿失禁】
抑えがたい強い尿意が急に起こり、尿が漏れてしまう状態。膀胱(ぼうこう)の筋肉が過剰に活動したり、収縮力が弱くなったりすることが原因とされ、高齢者に多くみられる。治療には膀胱の緊張を緩める薬などが...
せっぱく‐そうざん【切迫早産】
妊娠22週から36週までに子宮収縮・出血・子宮口の開大などがみられ、早産に至る危険性が高い状態をいう。
せっぱく‐りゅうざん【切迫流産】
流産が始まりかけている状態。
せっぱ‐つま・る【切羽詰(ま)る】
[動ラ五(四)]ある事態などが間近に迫ってどうにもならなくなる。身動きがとれなくなる。「—・って上司に泣きつく」
せっぱ‐はばき【切羽鎺】
《「切羽」も「鎺」も、刀剣の鍔元(つばもと)の金具の名。刀に手をかけて談判するところから》ひざづめ談判をすること。「さっきにから—する通り、銀(かね)渡したら御損であらう」〈浄・歌念仏〉