こんどう‐こうか【近藤効果】
磁性をもたない金属に磁性材料をごく少量添加した希薄磁性合金の電気抵抗が、温度低下に伴って対数的に増大する現象。この現象が現れる温度を近藤温度という。昭和39年(1964)、近藤淳が初めて理論的に解明。
こんな
[形動] 1 話し手、または、そのそばにいる人が当面している事態や、現に置かれている状況がこのようであるさま。このような。「世の中に—ひどい事があっていいのか」「—に親切にしてもらったのは初めて...
コンベヤー‐システム【conveyor system】
コンベヤーを用いた流れ作業方式。材料・半製品をコンベヤーによって運び、作業能率を高めて、大量生産を可能にする。20世紀の初めに米国のフォード自動車工場で初めて採用した。
コールダーホールがた‐げんしろ【コールダーホール型原子炉】
天然ウランを燃料とし、減速材に黒鉛、冷却材に炭酸ガスを使用する原子炉。1950年代に英国で開発・実用化されたもので、日本の東海発電所1号炉はこの改良型。名称は、この原子炉を初めて導入したコールダ...
ごへいだ【五平太】
《北九州地方で、五平太という者が初めて掘り出したからという》石炭のこと。
ゴンベけいりゅう‐こくりつこうえん【ゴンベ渓流国立公園】
《Gombe Stream National Park》タンザニア西部にある国立公園。キゴマの北約15キロメートル、タンガニーカ湖東岸に位置する。サバンナと森林が広がり、チンパンジーをはじめとす...
さいき‐けいこう【再帰蛍光】
真空中に孤立した分子の発光現象。分子自体の振動エネルギーが分子内の電子を励起することによって生じる。理論的にその存在が予言されていたが、2016年に初めて観測に成功した。
さいしゅう‐さんらんめん【最終散乱面】
現在観測される宇宙背景放射の放出面。ビッグバン以来、膨張を続ける宇宙の歴史において、電磁波が初めて自由に伝播できるようになった宇宙の晴れ上がりの時期に、黒体放射がなされた面のこと。
サイメックス【SIMEX】
《Singapore International Monetary Exchange》シンガポール国際金融取引所。アジアにおける初めての金融先物取引所で1984年9月から取引開始。1999年、シ...
さきがけ
昭和60年(1985)1月に打ち上げられた彗星探査試験機MS-T5の愛称。宇宙科学研究所(現JAXA、宇宙航空研究開発機構)が開発。日本で初めて惑星間空間に到達し、76年ぶりに回帰したハレー彗星...