さや【鞘】
1 刀剣類の刀身の部分を納めておく筒。刀室(とうしつ)。 2 筆や鉛筆などの先端を保護するためにかぶせる筒。キャップ。 3 堂・蔵・牢(ろう)などの外囲い。「—堂」 4 値段や利率の差・開き。売...
さや‐ぬり【鞘塗(り)】
刀剣類の鞘に色漆を塗ること、およびその技法。また、変わり塗りのこと。
さんこ‐づか【三鈷柄】
刀剣の柄を三鈷の形に作ったもの。さんこえ。
さんさい‐ぼり【三斎彫】
細川忠興が余技として刀剣の柄頭(つかがしら)や鐔(つば)に施した飾り彫り。
さん‐さく【三作】
有名な三人の刀工、粟田口吉光・岡崎正宗・郷義弘。また、その刀剣。→奈良三作
さんしゅ‐の‐じんぎ【三種の神器】
1 歴代の天皇が皇位のしるしとして受け継いだという三つの宝物。八咫鏡(やたのかがみ)・天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)(草薙剣(くさなぎのつるぎ))・八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)。みくさの...
さんじょう‐もの【三条物】
京都三条の刀工、小鍛冶宗近(こかじむねちか)の門流が作った刀剣。三条派。→宗近
さん‐ず【三途/三塗】
仏語。 1 死者が行くべき三つの場所。猛火に焼かれる火途(かず)、互いに食い合う血途(けつず)、刀剣・杖で強迫される刀途(とうず)の三つで、それぞれ地獄道・畜生道・餓鬼道にあてる。三悪道。三悪趣...
サンダンスキ【Sandanski/Сандански】
ブルガリア南西部の町。ピリン山脈南端に位置する。古代ローマの剣奴スパルタクスの生地。古くから温泉保養地として知られ、1949年までスベティブラチ(「聖なる医者」の意)とよばれた。現名称は、内部マ...
さんまや‐ぎょう【三摩耶形】
仏・菩薩(ぼさつ)の本誓(ほんぜい)を表すしるしとしての持ち物。不動明王の剣、大日如来の卒塔婆(そとば)、観音の蓮華、薬師の薬壺(やくこ)など。