こう‐めい【功名】
「こうみょう(功名)」に同じ。「—四方に赫(かがや)くものも」〈鉄腸・花間鶯〉
こう‐よう【功用】
役に立つこと。働き。ききめ。「源内、これを見て、その—を問ひ帰り」〈蘭学事始〉
こう‐り【功利】
1 功名と利得。功績と利益。また、功績や利益を上げること。 2 幸福と利益。
こうり‐しゅぎ【功利主義】
1 功利を第一とする考え方。 2 幸福を人生や社会の最大目的とする倫理・政治学説。「最大多数の最大幸福」を原理とする。英国のベンサムやミルによって唱えられた。功利説。
こうり‐てき【功利的】
[形動]物事を行うときに、効果や利益のみを重視するさま。「—な考えに傾く」
こう‐れつ【功烈】
すぐれた功績。
こう‐ろう【功労】
大きな功績と、そのための努力。「長年の—に報いる」「会社再建の—者」
こうろう‐かぶ【功労株】
株式会社の設立・発展などに功績のあった者に対して発行される株式。
功(こう)を奏(そう)・する
《功績を天子に奏上する意から》効果を現す。成功する。奏功する。「説得が—・した」 [補説]「効を奏する」と書くのは誤り。