あい‐ぐすり【合(い)薬】
飲む人の体質・病状などに合っていて、効き目の顕著な薬。適薬。
石(いし)に灸(きゅう)
効き目のないことのたとえ。石に針。
う‐げん【有験】
祈祷(きとう)・祈願してその効き目があること。また、その祈祷を行う僧など。「さる—の隠者が住居(すまい)致いて居ると聞いた」〈芥川・きりしとほろ上人伝〉
兎(うさぎ)に祭文(さいもん)
ウサギに神仏の霊験を説いても無駄であるように、いくら意見をしても効き目がないことのたとえ。
牛(うし)に経文(きょうもん)
いくら説き聞かせても効き目のないことのたとえ。馬の耳に念仏。
馬(うま)の耳(みみ)に念仏(ねんぶつ)
馬にありがたい念仏を聞かせても無駄である。いくら意見をしても全く効き目のないことのたとえ。馬の耳に風。馬耳東風。
かい‐な・い【甲斐無い】
[形][文]かひな・し[ク] 1 何かをしただけの効き目、効果が現れない。何をしたところでどうすることもできない。むだだ。「後悔してみても、—・いことだ」 2 値うちがない。取るに足らない。「生...
カクテル‐りょうほう【カクテル療法】
同じ効果を持つ薬を複数、組み合わせて使う治療法。相乗効果で薬の効き目が高まるとともに、一つ一つの薬の使用量が少ないので、副作用が現れにくい。
きか・せる【利かせる/効かせる】
[動サ下一][文]きか・す[サ下二] 1 効き目があるようにする。「シーツにのりを—・せる」「顔を—・せて特別に配慮してもらう」「にらみを—・せる」 2 機敏に心を働かせる。「気を—・せて準備し...
きき【利き/効き】
1 働き。作用。「ブレーキの—が悪い」 2 効き目。効能。「—の早い薬」 3 名詞と複合して、その働きがすぐれている意を表す。「左—」「—足」「腕—」 [補説]ふつう、1・3は「利き」、2は「効...