ちょく‐だい【勅題】
1 天皇が出題する詩歌などの題。特に、明治2年(1869)以降毎年行われている歌会始めの題。 2 天皇が書いた題額。
ちょく‐とう【勅答】
[名](スル) 1 天子が臣下に答えること。また、その答え。 2 臣下が天子の問いに答えること。また、その答え。
ちょくとう‐し【勅答使】
勅答を伝えるためにつかわされる使者。
ちょく‐にん【勅任】
勅旨によって官職に任ぜられること。また、その官職。律令制では大納言以上、左右大弁、八省の卿、五衛府の督、弾正尹(だんじょうのかみ)、大宰帥(だざいのそち)など。明治憲法下では高等官二等以上。→奏...
ちょくにん‐かん【勅任官】
明治憲法下で勅任により叙任された官吏。親任官と一等・二等の高等官。
ちょくにん‐ぎいん【勅任議員】
明治憲法下の貴族院議員の一。勅任されて議員となった者、すなわち勅選議員・帝国学士院会員議員・多額納税者議員の総称。
ちょく‐はん【勅版】
勅命により版行された書籍。慶長勅版の「神代紀」、元和勅版の「皇朝類苑」など。
ちょく‐ひつ【勅筆】
天皇の筆跡。天皇の直筆(じきひつ)。宸筆(しんぴつ)。
ちょくひつ‐りゅう【勅筆流】
和様書道の流派の一。後円融天皇の勅筆をもとにして考案されたもの。尊円法親王の書風の流れをくむ。勅筆様。
ちょく‐ふう【勅封】
勅命によって封印すること。また、その封印。