ちょく‐めい【勅命】
1 天皇の命令。勅諚(ちょくじょう)。みことのり。 2 明治憲法下で、法律・勅令の形式によらず、天皇が国家機関に直接下した命令。
ちょく‐めん【勅免】
1 勅命による免許。勅許。 2 勅命による赦免。
ちょく‐もん【勅問】
天子の質問。天皇の下問。
ちょく‐ゆ【勅諭】
明治憲法下で、天皇が直接下した告諭。勅語に比べて訓示的なもの。「軍人—」
ちょく‐れい【勅令】
1 天子や国王の命令。 2 明治憲法下での法形式の一。帝国議会の協賛を経ずに天皇の大権によって制定された命令。緊急勅令など。
ちょっ‐かん【勅勘】
天皇から受けるとがめ。勅命による勘当。「—をこうむる」
ちょっ‐きょ【勅許】
天皇の許可。勅命による許可。「—を仰ぐ」
ちょっ‐きん【勅禁】
天皇が禁止すること。勅命による禁止。
てしがわら【勅使河原】
姓氏の一。 [補説]「勅使河原」姓の人物勅使河原蒼風(てしがわらそうふう)勅使河原宏(てしがわらひろし)
てしがわら‐そうふう【勅使河原蒼風】
[1900〜1979]華道家。大阪の生まれ。本名、鉀一(こういち)。長男は勅使河原宏。昭和2年(1927)草月流を創流。前衛華道ブームを起こし、生け花の国際化を推進。生け花のほか、彫刻・絵画・書...