うち‐さわ・ぐ【打ち騒ぐ】
[動ガ四] 1 騒がしくする。「この女ども、—・ぎて」〈平中・一七〉 2 激しく動く。「嘆きつつ秋の御空(みそら)を眺むれば雲—・ぎ風ぞ激しき」〈和泉式部日記〉 3 心が動揺する。「后はなほ胸—...
おさえ‐つ・ける【押(さ)え付ける/抑え付ける】
[動カ下一][文]おさへつ・く[カ下二] 1 しっかり押さえて、相手が自由に動けないようにする。「首ねっこを—・ける」 2 圧力を加えて相手の動きを封ずる。「少数意見を—・ける」 3 心の動揺な...
おさま・る【収まる/納まる】
[動ラ五(四)]《「治まる」と同語源》 1 一定の範囲の中にきちんと入る。「押し入れに—・る」「予算の範囲に—・る」 2 その場所に落ち着く。 ㋐受け入れられた状態になる。「食べた物が胃に—・る...
かく‐はん【隔板】
船の積み荷が航行中の動揺で移動するのを防ぐために設ける船倉内の仕切り板。
かそくど‐びょう【加速度病】
乗り物の動揺や加速度によって起こる病的状態。乗り物酔い。
かっこ‐ふばつ【確固不抜】
[名・形動]意志が固く、動揺しないこと。また、そのさま。「—な精神」
かん‐が【閑雅】
[名・形動] 1 しとやかで優雅なこと。また、そのさま。「何故ああ—な動揺のない顔つきをしていられるのだろう」〈野上・真知子〉 2 景色などがもの静かで趣深いさま。「—な庭園」
きゅうめい‐さく【救命索】
航海中の船舶で、動揺が激しいときの歩行を助けたり、大波にさらわれるのを防いだりするため、甲板上に縦横に張り渡すロープ。また、救命艇の外周や潜水夫の身体に結びつけるロープ。
ぎっくり
[副](スル) 1 不意をつかれて驚き動揺するさま。ぎくっ。「急に名前を呼ばれて—(と)する」 2 歌舞伎の見得(みえ)で、にらむさま。「かさを持って—とにらんだらの」〈滑・浮世風呂・前〉
...
ぎょっ‐と
[副](スル)突然予期しないことに出会って、驚き動揺するさま。「鍵を落としたかと—した」