勧学院(かんがくいん)の雀(すずめ)は蒙求(もうぎゅう)を囀(さえず)る
勧学院の雀は、学生が「蒙求」を読むのを聞き覚えて、それをさえずる。ふだん見慣れ聞き慣れていることは、自然に覚えるというたとえ。門前の小僧習わぬ経を読む。
かんがく‐え【勧学会】
康保元年(964)に慶滋保胤(よししげのやすたね)らの始めた、一種の念仏結社。3月と9月の15日に、比叡山の僧20人と大学寮北堂の学生20人が会して、朝に法華経を講じ夕に念仏を唱え、その間に法華...
かんがく‐でん【勧学田】
平安時代、大学寮・典薬寮・陰陽寮(おんようりょう)などの学生の、食料・費用などをまかなうために設けられた田。学田。
かん‐ぎょう【勧業】
農業・工業などの産業を奨励すること。
かんぎょう‐はくらんかい【勧業博覧会】
産業を奨励し振興する目的で開く博覧会。
かん‐げ【勧化】
[名](スル)《「かんけ」とも》 1 仏の教えを説き、信心を勧めること。「衆生を—する」 2 僧が仏寺・仏像を造営するため、信者に寄付を勧めて集めること。勧進。
かんげ‐しょ【勧化所】
《「かんげじょ」とも》勧化2の事務を扱う所。また、寺でお札や御影(みえい)を出す所。
かんげ‐ちょう【勧化帳】
勧化2の趣旨を書いた帳面。勧進帳。
かんげ‐とみ【勧化富】
勧化2のために行われる富くじ。
かん‐こう【勧降】
降伏を勧めること。