にっしゅう‐しさ【日周視差】
ある天体を、地表の観測点と地球の中心から見たときの方向の差。地球の自転運動に伴い1日周期で変化するが、その最大値で表す。太陽系内の惑星など、比較的近距離にある天体の距離を決定できる。地心視差。→...
に‐つれ‐て【に連れて】
[連語]《格助詞「に」+動詞「つ(連)れる」の連用形+接続助詞「て」》物事・状態の変化に伴って、他も変化する意を表す。…にしたがって。…とともに。…につれ。「開始が近づく—緊張が高まる」「人口の...
ニトロエタン【nitroethane】
ニトロ化合物の一。油状の無色の液体。果実のような芳香をもつ。工業的にプロパンと硝酸を加熱してニトロ化することで生産される。アルカリ金属との塩は爆発性がある。有機溶剤、燃料、医薬品の原料などに用い...
ニトロメタン【nitromethane】
ニトロ化合物の一。無色の液体。水溶性。工業的にプロパンと硝酸を加熱してニトロ化することで生産される。アルカリ金属との塩は爆発性がある。ドラッグレースなどのモータースポーツの燃料として用いられる。...
にゅうじ‐ボツリヌスしょう【乳児ボツリヌス症】
生後1年未満の乳児に見られるボツリヌス症。食品とともに芽胞の状態のボツリヌス菌を経口摂取し、腸管内で増殖して外毒素を産生することで発症する。便秘が数日間続いたのち、筋肉の弛緩にともなう脱力、哺乳...
にょうそ‐すい【尿素水】
尿素の水溶液。常温で無色の液体。化学肥料、化粧品の保湿剤のほか、ディーゼルエンジンの排気ガスを浄化するDEF(ディーゼル排気液)として用いられる。
にわか【俄】
[形動][文][ナリ] 1 物事が急に起こるさま。突然。「天候が—に変化する」「—には信じがたい噂」 2 名詞の上に付いて、急にその状態になる意を表す。「—雨」「—長者」「—ファン」 3 病気...
にんげん‐の‐あんぜんほしょう【人間の安全保障】
国家全体ではなく個々の人間に着目し、紛争・テロなどの恐怖や貧困などの欠乏から人々を解放し、自立するための能力を強化することによって、個人の生存・生活・尊厳を確保すること。→非伝統的安全保障
にんしょう‐ごび【人称語尾】
主語の人称に従って語形が変化する動詞の語尾。日本語にはこの現象はないが、インド‐ヨーロッパ語やセム語には多く見られる。
にんしんこうけつあつ‐しょうこうぐん【妊娠高血圧症候群】
妊娠20週以降から分娩後12週までに高血圧症状あるいは高血圧に加えて尿たんぱくがみられる異常の総称。母体が妊娠に伴うさまざまな生理現象に適応できないために起きると考えられている。日頃から血圧が高...