半座(はんざ)を分(わ)・ける
座席を半分あけて人に譲る。極楽浄土で同じ蓮(はす)の台(うてな)に二人ですわることにいう。「極楽デ—・ケテ待チオルゾ」〈和英語林集成〉
はん‐し【半紙】
古くは延べ紙を半分に切ったもの。のち、縦24〜26センチ、横32〜35センチの日本紙をさすようになった。
はん‐しゅう【半周】
[名](スル)1周の半分。また、1周の半分を回ること。「湖を—する」
はん‐しょう【半焼】
[名](スル)火事で建物などの半分が焼けること。半焼け。「昨夜の火事で工場が—した」→全焼
はんし‐るい【半翅類】
半翅目の昆虫の総称。口は管状の吻(ふん)となり、動植物の汁を吸う。ふつう二対の翅(はね)をもち、前後翅とも膜質の同翅類と、前翅の基部半分が堅い革質の異翅類とに大別される。セミ・ヨコバイや、カメム...
はん‐しん【半身】
1 からだの半分。からだの上下または左右の半分。「左(ひだり)—」 2 上半身。「—を起こす」「—像」
はんしん‐ふずい【半身不随】
身体の左右いずれか半分が麻痺(まひ)し、思うように動かなくなること。脳出血などでみられ、脳の障害部位の反対側の半身に麻痺が起こる。片麻痺(へんまひ)。
はん‐じ【半時】
一時(いっとき)の半分。現在の1時間ほど。はんとき。「漢竹の横笛とり出だし、—ばかり吹きて」〈義経記・一〉
はんじゆう‐おんじょう【半自由音場】
反射性の境界面より上半分の空間が自由音場と見なせる音場。音源が床面の上に位置し、一般的な音響空間と見なすことができる。→拡散音場
はん‐じょう【半帖】
紙・干し海苔(のり)などの一帖の半分。