はん‐じょう【半畳】
1 畳(たたみ)一畳の半分。また、その畳。 2 江戸時代、芝居小屋などで観客が用いた一人用の小さな敷物。また、その賃貸を業とした「半畳売り」の略称。 3 芝居で、見物人が役者に対して投げる非難や...
はん‐すう【半数】
全体の半分の数。「出席者は—を割った」
はん‐ずり【半擂り】
ごまをすり鉢などで擂(す)る際に、粒が半分ほどつぶれた状態にすること。
はん‐せい【半生】
一生の半分。また、ある時まで送ってきた生涯。今までの人生。「—を振り返る」
はん‐せいき【半世紀】
1世紀の半分。50年。
はん‐せつ【半切/半折/半截】
[名](スル) 1 半分に切ること。半分に分けること。せっぱん。「土地を—して分ける」 2 (半折)唐紙・画仙紙などの全紙を縦半分に切ったもの。また、それにかかれた書画。 3 写真用印画紙の全紙...
はん‐せん【半銭】
1 1銭の半分。また、その貨幣。5厘。 2 ごくわずかな金銭。「一紙—」
はん‐ぜい【半済】
室町時代、幕府が南北朝内乱による軍費を調達するため、荘園年貢の半分を守護を通じて配下の武士に与えた制度。のちには下地そのものを荘園領主と半分ずつ領有するようになり、武士の荘園侵略を促すこととなった。
はん‐そう【半双】
二つ一組のものの片方。一双の半分。「—の屏風(びょうぶ)」
はん‐ぞう【半挿/𤭯/楾/匜】
1 湯水を注ぐのに用いる器。柄のある片口の水瓶で、柄の中を湯水が通るようにしてある。その柄の半分が器の中に挿し込まれているところからこの名称がつけられた。はぞう。はにぞう。 2 口や手を洗ったり...