ばく‐えき【博奕】
[名](スル)双六(すごろく)・囲碁など、勝負を争う遊戯の総称。また、金品をかけて行う勝負事。ばくち。「—して金を失い」〈織田訳・花柳春話〉
ばく‐ち【博打/博奕】
《「ばくうち」の音変化》 1 賽(さい)・花札・トランプなどを用い、金品をかけて勝負を争うこと。賭博(とばく)。ばくえき。「—を打つ」 2 偶然の成功をねらってする危険な試み。「いちかばちかの大—」
ばくち‐うち【博打打ち】
博打を職業のようにしている人。博徒(ばくと)。
ばくちうちそうちょうとばく【博奕打ち総長賭博】
山下耕作監督、笠原和夫脚本によるやくざ映画の題名。昭和43年(1968)公開。全10作を数えた「博奕打ち」シリーズの4作目。出演、鶴田浩二、若山富三郎、藤純子(富司純子)ほか。
ばくち‐じる【博打汁】
豆腐などを賽(さい)の目に切って入れた汁。博打に賽を使うところからの名。
ばくち‐の‐き【博打の木】
バラ科の常緑高木。関東以西の暖地に自生。樹皮は灰褐色で、うろこ状にはげ、あとが紅黄色になる。葉は大形の楕円形。9月ごろ、白い小花が群生して咲き、翌年初夏に楕円形の黒紫色の実が熟す。葉からとれる液...
ばく‐よう【博奕】
《「よう」は呉音「やく」の音変化》「ばくえき(博奕)」に同じ。「—をして、親にもはらからにも憎まれければ」〈大和・五四〉