なごし‐の‐はらえ【夏越しの祓】
陰暦6月晦日(みそか)に、罪やけがれを除き去るため宮中および諸社で行われる祓の行事。茅(ち)の輪をくぐったり、人形(ひとがた)を作って身体をなでて清め、それを水に流したりした。輪越しの祭り。みな...
にげ‐だ・す【逃(げ)出す】
[動サ五(四)] 1 逃げてその場から立ち去る。「—・したい気分」 2 逃げはじめる。「敗色濃厚になって兵が—・す」
に・げる【逃げる】
[動ガ下一][文]に・ぐ[ガ下二] 1 捕まらないように、追って来るものの力の及ばない所に身を置く。「犯人は盗難車で—・げたらしい」「一目散に—・げる」 2 自由のきかない所や危険から抜け出して...
ぬぎ‐す・てる【脱(ぎ)捨てる】
[動タ下一][文]ぬぎす・つ[タ下二] 1 衣服や履物などを脱いでそのままにしておく。「コートを—・てる」 2 古い考え方や習慣などを捨て去る。「旧弊を—・てる」
ぬ・ぐ【脱ぐ】
[動ガ五(四)]《古くは「ぬく」》 1 身につけていたものを取り去る。「コートを—・ぐ」「靴を—・ぐ」「かぶとを—・ぐ」 2 (女優などが演技や撮影のために)裸になる。「とうとう—・いだ清純派...
ぬぐい‐さ・る【拭い去る】
[動ラ五(四)] 1 拭って汚れなどをすっかり取る。「靴の泥を—・る」 2 すっかり取り除く。消し去る。「疑惑を—・る」
ぬぐ・う【拭う】
[動ワ五(ハ四)] 1 ふいてきれいにする。「汗を—・う」「涙を—・う」 2 汚点などを除き去る。また、消し去る。「汚名を—・う」「無責任の感を—・いきれない」 →拭(ふ)く[用法] [可能]ぬぐえる
ね‐だやし【根絶やし】
1 根まで全部取って絶やすこと。「雑草を—にする」 2 物事の根本から取り去ること。根絶すること。「悪を—にする」
ねつ‐しょうじ【熱消磁】
熱により磁性体の磁化を消し去ること。キュリー温度以上の温度に加熱することで消磁できる。
のき‐ざり【退き去り】
人をその場に残して去ること。特に、夫婦の一方が相手を残して家を出ること。「—するも外聞が悪さに」〈伎・四谷怪談〉