また‐の‐あした【又の朝】
翌朝。あくる朝。「その日は暮らして、—に大宮に参り給ふ」〈源・蜻蛉〉
また‐の‐とし【又の年】
翌年。あくる年。「—の正月(むつき)に」〈伊勢・四〉
また‐の‐な【又の名】
別の名。一名。「源為朝は—を鎮西八郎という」
また‐の‐ひ【又の日】
1 別の日。後日。「お目にかかれる—を楽しみにしています」 2 翌日。「—、小君召したれば」〈源・帚木〉
また‐の‐よ【又の世】
来世。後世(ごせ)。またの生(しょう)。「後の世のため—のため」〈仏足石歌〉
また‐の‐よ【又の夜】
翌日の夜。翌晩。「この法事し給ひて—」〈源・夕顔〉
また‐は【又は】
[接]似通った二つ以上の事柄のうち、どれか一つを選ぶときに用いる語。あるいは。もしくは。「ペン—ボールペンで記入のこと」「雪—みぞれでしょう」 →或(ある)いは[用法] [用法]または・もしくは...
また‐びさし【又廂/又庇】
「孫廂(まごびさし)」に同じ。
またへい【又平】
⇒吃又平(どものまたへい) 文楽人形の首(かしら)の一。吃又平からきた名称。純朴で、お人好しの滑稽役に用いる。
また‐また【又又/復復】
[副]「また」を重ねて強めた言い方。またもや。「—失敗に終わる」