はん‐こう【反攻】
[名](スル)守勢であったものが逆に攻勢に転じて攻めること。反撃。「陣容を立て直して—する」
はんこう‐き【反抗期】
精神発達の過程で、著しく反抗的態度を示す時期。ふつう、自我意識の強まる3〜4歳の時期および青年前期の2期があり、前者を第一反抗期、後者を第二反抗期という。
はんこう‐てき【反抗的】
[形動]反抗する態度や言動を示すさま。反抗する傾向が強いさま。「—な生徒」
はんこうてきにんげん【反抗的人間】
《原題、(フランス)L'Homme révolté》カミュによるエッセー。1951年刊。マルクス主義思想に基づく共産主義革命への疑義を唱えて思想界に物議をかもし、サルトルとの絶縁のきっかけともなった。
はん‐こつ【反骨/叛骨】
権威・権力・時代風潮などに逆らう気骨。「—精神」
はん‐ご【反語】
1 断定を強調するために、言いたいことと反対の内容を疑問の形で述べる表現。「そんなことがあり得ようか(あるはずがない)」などの類。 2 表面ではほめ、またはそしって、裏にその反対の意味を含ませる...
はん‐ごく【反獄】
[名](スル) 1 無実の罪で刑の定まった者を、調べ直して無罪とすること。 2 脱獄すること。
はんご‐ほう【反語法】
意味を強調するために反語を用いる修辞法。
はん‐ごん【反魂】
死者の魂を呼びもどすこと。死者をよみがえらせること。「—の法を行ひ、壮年の形となさん」〈浄・当流小栗判官〉
はんごん‐こう【反魂香】
それをたくと死者の魂を呼びもどして、その姿を煙の中に現すという想像上の香。中国の漢の武帝が、夫人の死後、恋しさのあまり香をたいてその面影を見たという故事による。