がん‐てん【眼点】
原生動物やクラゲなどの視覚器官、またはそれに関係する器官。ふつう、単眼よりも構造の簡単なものをいい、光の強弱を感じ取る。ミドリムシでは、感光点に到達する光を妨げる役をするものをいう。
きき‐あ・う【聞き敢ふ】
[動ハ下二] 1 ちょうど聞きつける。「いかで—・へつらむ、追ひて物したる人もあり」〈かげろふ・中〉 2 (多く打消しの語を伴って用いる)十分に聞き取る。とっくり聞く。「三人は—・へず悦びて輿(...
きき‐すま・す【聞き済ます】
[動サ四]すっかり聞き取る。「将軍これを—・してげれば」〈太平記・一七〉
きき‐ちが・える【聞(き)違える】
[動ア下一][文]ききちが・ふ[ハ下二]人の言葉や話の内容をまちがって聞き取る。聞き誤る。聞きまちがえる。ききちがう。「一時を七時と—・える」
きき‐にく・い【聞き難い/聞き悪い】
[形][文]ききにく・し[ク] 1 聞き取るのが困難である。聞き取りにくい。聞きづらい。「—・い電話の声」 2 質問などするのがためらわれる。聞きづらい。「ここでは話が—・い」「—・いことをあえ...
きぎょうだんたい‐けんきん【企業・団体献金】
企業や宗教団体・労働組合・業界団体などの各種団体が行う政治献金の総称。個人献金と対比される。賄賂性が疑われやすいため、透明性を確保する必要があり、献金方法などが個人献金よりも厳格に管理される。→...
き・く【聞く/聴く】
[動カ五(四)] 1 音・声を耳に受ける。耳に感じ取る。「物音を—・く」「見るもの—・くものすべてが珍しい」「鳥の声も—・かれない」 2 (聴く)注意して耳にとめる。耳を傾ける。「名曲を—・く」...
きげん‐かい【機嫌買い】
[名・形動] 1 他人に対する好悪の感情が変わりやすいこと。また、そういう人や、そのさま。「—な彼がどの位綿密な程度で細君に説明してやったか」〈漱石・道草〉 2 人の機嫌を取ること。また、その人...
機嫌(きげん)気褄(きづま)を取(と)・る
《「機嫌を取る」と「褄(つま)を取る」とを掛けて、口調をよくした言葉》機嫌を取る。
き‐ござ【着茣蓙】
夏に、旅行者や登山者などが、日光・雨露を防ぐために身につけて用いたござ。《季 夏》「粟の草取るや—に風もなく/温亭」