めい‐せりふ【迷台詞/迷科白】
《「名台詞」をもじった語》世間に知られた名台詞に似ているが、見当違いな語句をならべたもの。迷文句。
めいふ【冥府】
清水基吉の句集。昭和47年(1972)刊行。
めい‐もんく【迷文句】
《「名文句」をもじった語》世間に知られた文句をまねて、内容は見当違いな語句。迷台詞。
目(め)には青葉(あおば)山時鳥(やまほととぎす)初松魚(はつがつお)
山口素堂の俳句。初夏の事物を配し季節感を巧みに表現している。
もうぎゅう【蒙求】
《「易経」の一句「童蒙我に求む」による》中国、唐代の類書。3巻。李瀚(りかん)撰。「孫康映雪、車胤(しゃいん)聚蛍(しゅうけい)」のように、上代から南北朝までの有名人の逸話で類似の事跡を一対とし...
もくてき‐かく【目的格】
文中で、ある語句が動詞の目的語であることを示す格。賓格(ひんかく)。
もくれん‐き【木蓮忌】
内田百閒(ひゃっけん)の忌日。4月20日。「木蓮や塀の外吹く俄風(にわかかぜ)」の句にちなむ。
もじ‐ぐさり【文字鎖】
1 和歌などの修辞法の一。句の終わりの文字を次の句の頭に置いて、鎖のように続けていくもの。仮名鎖。また、定められた語句を1音ずつ各句の頭において詠むもの。 2 女子の遊戯の一。一人が古歌を詠むと...
もじ‐ふだ【文字札】
歌ガルタに類する遊具。紙札に四書五経の文句、名所・魚鳥などの熟語などを書いたもの。これを散らしておいて、読み手が読み上げるのを取って遊ぶ。
もじり【捩り】
1 著名な詩文・歌謡などの文句をまねて滑稽化すること。また、その作品。→パロディー 2 言語遊戯の一。言葉を、同音または音の近い他の語に言いかけること。地口(じぐち)・語呂(ごろ)など。 3 付...