こうし‐びょう【孔子廟】
孔子の霊をまつるみたまや。孔子の死の翌年に中国山東省曲阜の旧宅に造られたものが初め。日本でも、奈良・平安時代には大学・国学に造られ、江戸時代には江戸湯島など各地に造られた。聖堂。聖廟。孔廟。
こうずい‐しんわ【洪水神話】
大昔、洪水によって人類や生物のほとんどが滅亡し、現在の世界はその後新しく作られたとする神話。世界各地にあり、ノアの方舟(はこぶね)物語などもその一例。洪水伝説。
こがた‐ごえいかん【小型護衛艦】
海上自衛隊の護衛艦の艦種の一つ。ヘリコプターを搭載できない小型の護衛艦。各地方隊に配備され、主として沿岸海域での哨戒に従事する。乙型警備艦。DE(destroyer escort)。→汎用護衛艦
こ‐がも【小鴨】
カモ科の鳥。全長約38センチ、日本のカモ類では最小。雄は背が灰色がかった色で、顔は茶色、目の後方が緑色。雌は全体に淡褐色。冬鳥として各地の池沼に渡来するが、北日本では繁殖するものもある。たかぶが...
こ‐きりこ【小切子/筑子】
日本の民俗楽器。長さ20〜30センチの竹棒を両手に1本ずつ持って打ち鳴らす。古くは放下僧(ほうかそう)が用いたもので、現在は各地の民俗芸能に残る。
こくさい‐えいがさい【国際映画祭】
世界の映画を集めて上映する催し。賞が設定され、入賞を競うものもある。ベルリン・カンヌ・ベネチアの三大映画祭のほか、カイロ・モスクワ・東京などの各地で行われる。 [補説]最高賞に特別な名称のある映...
こくさい‐げんしじ【国際原子時】
セシウム原子時計で定義される1秒(原子秒)を単位とし、世界時の1958年(昭和33)1月1日零時を原子時零時として始動した時刻。国際度量衡局が管理しており、世界各地にある原子時計の示す時刻を加重...
こくぞう‐むし【穀象虫】
甲虫目オサゾウムシ科の昆虫。体長約3ミリ。成虫は黒褐色または赤褐色でつやがあり、頭部に象の鼻のように突き出た吻(ふん)がある。卵は穀粒内に産みつけられ、幼虫はこれを食って育つ。世界各地に分布。こ...
こくみん‐ぐん【国民軍】
1 国民兵によって編制された軍隊。 2 1789年フランス革命勃発とともに、貴族の武力反動から革命を守るために各地で組織された市民による自衛軍。
こくりつ‐みんぞくがくはくぶつかん【国立民族学博物館】
大阪府吹田市にある、民族学・文化人類学分野に関する博物館。大学共同利用機関の一つとして設置され、研究・教育のほか、世界各地の民族資料の収集・展示を行う。昭和52年(1977)開館。愛称、みんぱく...