せつめい‐ぶんぽう【説明文法】
文法現象の発生・変化などの経路や理由について究明する文法。時代的な変遷をたどる歴史文法、同系の言語間の比較を行う比較文法などがある。
たいしょう‐げんごがく【対照言語学】
言語学の一分野。同系統か否かを問わず、二つ以上の言語を対比してその相違を明確にとらえようとするもの。
タパ‐クロス【tapa cloth】
樹皮布。南洋諸島で、コウゾと同系統のカジノキの皮繊維で作る布。主に室内装飾用。
ダルシマー【dulcimer】
ピアノの前身にあたるヨーロッパの打弦楽器。台形をした共鳴箱の上に多数の弦を水平に張り、2本の桴(ばち)またはハンマーで打つ。西アジアのサントゥールと同系統の楽器。ハンマーダルシマー。
チャド‐しょご【チャド諸語】
ハム諸語に属し、アフリカのチャド湖周辺で話されている100以上の同系諸言語の総称。交易語として広く用いられているハウサ語を含む。
チュルク‐ご【チュルク語】
《Turkic》アルタイ諸語に属し、トルコ語およびこれと同系の諸言語の総称。中央アジアを中心に黒海沿岸から東シベリアにかけて広く分布している。
つる‐にょうぼう【鶴女房】
異類婚姻譚の一。男に命を助けられた鶴が報恩のために嫁に来て、自分の羽で美しい布を織るが、やがて正体を見破られて去るという物語。羽衣伝説と同系のものとされる。
ツートーン‐カラー
《(和)two-tone+color》異なる系統の2色、または同系統の濃淡2色を並べた配色。ツートンカラー。「—の車体」 [補説]英語ではtwo-toneだけで「ツートーンカラーの」という意味。
ドイツ‐ご【ドイツ語】
インド‐ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属する言語。ドイツ・オーストリア・スイス・リヒテンシュタインなどで話されている。同系統の英語に比べ、複雑な語形変化を有し、複合語が豊富。
どうしゅ‐いしょく【同種移植】
人と人、イヌとイヌなど、同じ種の個体間で組織の一部を移植すること。脊椎動物では移植免疫により拒絶反応が起こる。→同系移植