ゆう‐くん【遊君】
あそびめ。遊女。
ゆづき‐の‐きみ【弓月君】
秦(はた)氏の祖といわれる伝説的人物。秦の始皇帝の子孫と称し、応神天皇の代に百済(くだら)から渡来したという。融通王。
よう‐くん【幼君】
おさない主君。幼少の主人。
よう‐くん【庸君】
凡庸の主君。
よめ‐が‐きみ【嫁が君】
ネズミの別名。特に正月三が日に忌み詞として使う。《季 新年》「行灯(あんどん)の油なめけり—/子規」
ろう‐くん【老君】
1 家督を譲って隠居した主人や主君を使用人や家臣がよぶ称。 2 老人を敬っていう語。
ろう‐くん【郎君】
1 年若く身分の高い男子や主家の息子などを敬っていう語。わかとの。「—の御後見を致すべき、御委托を蒙り」〈竜渓・経国美談〉 2 妻や情婦から夫や情夫をさしていう語。
ろくのみやのひめぎみ【六の宮の姫君】
芥川竜之介の短編小説。大正11年(1922)8月、雑誌「表現」に発表。「今昔物語集」に取材した作品。
わか‐ぎみ【若君】
1 年の若い主君。幼君。 2 貴人の子弟を敬っていう語。「知りと知りたる人、法師に至るまで、—の御喜び聞こえに聞こえにと」〈かげろふ・中〉 3 貴人の姉妹のうち、妹を敬っていう語。「姫君に琵琶、...
わが‐おおきみ【我が大君】
その時代の天皇を敬っていう語。今上(きんじょう)天皇。わごおおきみ。「高光る日の御子やすみしし—」〈記・中・歌謡〉