ちょ‐くん【儲君】
1 皇太子。東宮(とうぐう)。儲王。もうけのきみ。 2 貴族の世継ぎの子。
つじ‐ぎみ【辻君】
夜道に立って客を誘う売春婦。古くは、市中の路地に店を構えた遊女のこと。夜鷹(よたか)。「—はあまだれほどな流れの身」〈柳多留・四八〉
てて‐き【父君】
「ててぎみ(父君)」の略。「などか—の久しく見えざらむとて、泣き給へば」〈多武峰少将〉
てて‐ぎみ【父君】
父を敬っていう語。父上。ちちぎみ。「—の我を思ほしし時には」〈宇津保・菊の宴〉
とうロボくん【東ロボくん】
平成23年(2011)に国立情報学研究所が中心となって開発した人工知能システム。より人間らしい思考プロセスをもつ人工知能を目指しており、10年以内に東京大学の入学試験に合格することを目標に掲げている。
ない‐くん【内君】
他人の妻を敬っていう語。「節蔵氏の—」〈福沢・福翁自伝〉
なか‐の‐きみ【中の君】
姉妹の中で2番目の姫君。「宮の—も同じほどにおはすれば」〈源・澪標〉
に‐くん【二君】
二人の君主。じくん。「忠臣は—に仕えず」
はは‐ぎみ【母君】
母を敬っていう語。⇔父君。
ばんじょう‐の‐きみ【万乗の君】
天子。大国の君主。一天万乗。「—にてわたらせ給ふさへ」〈読・雨月・白峯〉