じょげん‐りょう【恕限量】
有毒ガスなどについての、人の健康に悪影響を与えない、許容される有害物質の最大量。法令上、健康な人がそのガスを吸入する環境下で1日8時間の作業を継続的に行ったとしても、健康に害はない量として定義さ...
じん‐ぱい【塵肺】
吸入した粉塵が肺に沈着することによって起こる病気。職業病の一つで、粉塵の種類によって珪肺(けいはい)・石綿肺・炭肺などがある。塵肺症。肺塵症。
すい‐い・れる【吸(い)入れる】
[動ラ下一][文]すひい・る[ラ下二]吸って中に入れ込む。吸い込む。吸入する。「吸入器の蒸気を—・れる」
すいこみ‐かん【吸(い)込み管】
内燃機関やポンプなどの吸い込み口側に取り付けられ、シリンダー内に流体を吸い込むための管。吸入管。
すいこみ‐べん【吸(い)込み弁】
内燃機関やポンプなどの吸い込み口に取り付けられ、シリンダー内に流体を吸い込むときに開く弁。吸入弁。
せき‐はい【石肺】
塵肺(じんぱい)の一。岩石の微粉が吸入されて肺に沈着し、呼吸機能が衰える職業病。
せきめん‐はい【石綿肺】
塵肺(じんぱい)の一。石綿の粉塵を吸入することによって、肺の線維組織が増殖する肺線維症を生じ、呼吸機能が低下し、心臓の障害、肺癌(はいがん)なども起こる病気。アスベスト肺症。
ぜんしん‐ますい【全身麻酔】
中枢神経系を麻痺(まひ)させて、全身の知覚や意識を失わせること。吸入麻酔を用いるか、または麻酔薬を静脈内や筋肉に注射する。→局所麻酔
ソルト‐セラピー【salt therapy】
塩のエーロゾルを吸入することで、呼吸器の状態を改善するという伝統療法。ヨーロッパの岩塩洞窟で古くから行われる。近年、類似する環境を再現した室内で行うものもある。ハロセラピー。
タブン【tabun】
神経ガスの一種。アーモンドのようなにおいのする液体。猛毒で、吸入すると呼吸筋の麻痺(まひ)により窒息死する。