蛇(へび)に噛(か)まれて朽縄(くちなわ)に怖(お)じる
《「朽縄」は、腐った縄》蛇に一度噛まれてからは腐った縄を見てもおびえる意で、一度の失敗に懲りて必要以上に用心深くなることのたとえ。羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く。
へんせい‐ふう【偏西風】
中緯度地方の上空を取り巻いて一年じゅう西から東に吹く風。南北両半球にあり、上空ほど速度を増し、圏界面付近では、その中に幅が狭く風速の特に大きいジェット気流が形成される。→大気大循環
へんとう‐ふう【偏東風】
極地方の地上付近と低緯度地帯にみられる、東から西に吹く風。南北両半球にあり、前者は極偏東風、後者は貿易風または赤道偏東風とよばれる。→大気大循環
ホイッスル‐ブロワー【whistle-blower】
《警笛を吹く人の意》内部告発者。企業などの不正を告発する内部の人間。
ほう‐こう【方向】
1 物が向いたり、進んだりする方。向き。方角。「北の—を指す」「右の—から風が吹く」「進行—」 2 気持ちや行動の向かうところ。めざすところ。方針。「将来の—を決める」「妥協の—で話し合いがまと...
ほう‐ほう【蓬蓬】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 葉が生い茂るさま。また、髪やひげが伸びて乱れているさま。「—と延びた髪」〈大岡・野火〉 2 蒸気や煙が勢いよく立ち上るさま。また、風が強く吹くさま。「シガーの...
ほ‐かぜ【帆風】
1 船の進行方向に向かって吹く風。追い風。順風。 2 時を得た勢い。はぶり。「近代、大神(おほみわ)氏に—を取られて」〈著聞集・六〉
ほく‐ふう【北風】
北から吹く風。きたかぜ。
ほつ・す【解す】
[動サ五(四)]《「ほづす」とも》とく。ほどく。ほぐす。「磯風鬢(ぴん)を—・し吹く」〈露伴・日ぐらし物語〉
ほや‐ほや
[副] 1 炎や湯気などの立ちのぼるさま。「—と煙(けむ)の立つ莨(たばこ)の」〈小杉天外・初すがた〉 2 柔らかくあたたかそうなさま。「春風の—と吹くに」〈玉塵抄・三〉 3 声を出さず、にこ...