こきゅう‐ちゅうすう【呼吸中枢】
呼吸運動を支配する神経中枢。哺乳類では延髄にあり、脳からの命令や血液中の二酸化炭素濃度の影響を受けて活動し、呼吸筋に運動の命令を送る。
こきゅう‐ねつ【呼吸熱】
呼吸によって生じた熱。動物の体温上昇、維持などの作用をする。
こきゅう‐ふぜん【呼吸不全】
呼吸機能の障害によって、動脈血中の酸素や二酸化炭素の濃度が異常な値を示し、生体が正常な機能を営むことができない状態。
こた・える【堪える】
[動ア下一][文]こた・ふ[ハ下二] 1 耐える。こらえる。がまんする。「—・えられない暑さが続く」→堪(こた)えられない「一呼吸(いき)でも—・えられるか何(ど)うだか」〈鏡花・歌行灯〉 2 ...
こつ【骨】
1 火葬にした死者のほね。「お—を拾う」 2 物事をうまく処理する要領。呼吸。勘所。「—をつかむ」「運転の—をのみこむ」 3 芸道などの急所。奥義。また、それを習得する能力。「天性その—なけれど...
コロナウイルス【Coronavirus】
風邪などの呼吸器感染症を起こすウイルス。名称は、表面に花弁状の突起があり、太陽のコロナのように見えることから。飛沫感染や接触感染で伝播し、通常は、軽度から中等度の呼吸器症状を起こすが、SARSコ...
さい‐きかんし【細気管支】
肺に入った気管支が枝分かれを繰り返し、内径が約1ミリメートル以下になった部分から先で、気管支壁に肺胞構造が出現する呼吸細気管支の手前までの領域をいう。
さいきかんし‐えん【細気管支炎】
気管支が肺胞に入る手前の呼吸細気管支に生じる炎症。急性と慢性がある。急性はウイルス性で、生後1か月から2歳までの乳幼児に多い。冬に流行し、感冒に似た症状が数日続いた後、喘鳴が聞かれるようになり、...
さいきんせい‐はいえん【細菌性肺炎】
細菌が感染して起こる肺炎の総称。細菌による気管支炎が肺に及んだものは、かぜの症状に続いて寒け・発熱・呼吸困難・胸痛などが起こる。
さいぼう‐こきゅう【細胞呼吸】
細胞が、外部から取り入れた酸素や酸素以外の酸化剤によって、養分を分解してエネルギーを発生させる現象。内呼吸。組織内呼吸。 [補説]酸素を必要とする好気呼吸と酸素を必要としない嫌気呼吸があり、好気...