とう‐の‐いも【唐の芋】
サトイモの別名。
とう‐の‐つち【唐の土】
鉛白(えんぱく)のこと。
とう‐ひ【唐檜】
マツ科の常緑高木。深山に自生。樹皮は赤みを帯びた暗褐色。葉は線形で短く、裏面は灰白色を呈する。材はヒノキの代わりに建築・土木に用い、またパルプを製する。とらのおもみ。しろつが。
とう‐ひれん【唐飛廉】
キク科の多年草。日当たりのよい山地の草原に生え、高さ0.3〜1メートル。アザミに似るが、とげは鋭くない。葉は広卵形で、羽状に裂けている。秋、暗紫色の頭状花が咲く。
とう‐ふう【唐風】
中国の唐の制度・風俗に似ていること。からふう。「—の建築」
とうふ‐よう【豆腐餻】
沖縄料理の一つ。島豆腐を紅麹(こうじ)や泡盛に漬けて発酵させたもの。さいころ大の小片で供され、少量ずつ食する。 [補説]「餻」の本来の音は「コウ(カウ)」。「唐芙蓉」とも書く。
とう‐ぶつ【唐物】
中国、その他の諸外国から渡来した品物。舶来品。からもの。とうもつ。
とうぶつ‐や【唐物屋】
唐物を売る店。洋品店。「—には毛糸、シャツ、ズボン下などが山のように並べられてある」〈花袋・田舎教師〉
唐(とう)へ投(な)げ銀(がね)
鎖国以前、朱印船貿易で、海外貿易に投資すること。投機的な投資や無駄な投資のたとえにもいう。「—して仕合はせ」〈浮・二十不孝・三〉
とうへんぼく【唐変木】
気のきかない人物、物分かりの悪い人物をののしっていう語。