じょうひせいちょういんし‐じゅようたい【上皮成長因子受容体】
上皮細胞の表面にある受容体の一。上皮成長因子(EGF)と結合すると、チロシンキナーゼが活性化し、細胞の増殖を促す信号を伝達する。上皮成長因子受容体の遺伝子の変異は、さまざまな癌(がん)や腫瘍の原...
じょうひ‐ぞうしょくいんし【上皮増殖因子】
⇒上皮成長因子
ジー‐アール‐エフ【GRF】
《growth-hormone releasing factor》成長ホルモン促進因子。視床下部から分泌される。
ジー‐シーエスエフ【G-CSF】
《Granulocyte Colony Stimulating Factor》顆粒球コロニー刺激因子。骨髄での好中球の増殖を刺激する因子。遺伝子組み換えで大腸菌などより生産し、好中球減少状態の治...
ストレッサー【stressor】
ストレスを引き起こす物理的・精神的因子。寒暑・外傷・怒り・不安など。
せいちょう‐いんし【成長因子】
生体内において、ある特定の細胞の増殖を調節する機能をもつたんぱく質の総称。上皮成長因子、神経成長因子、肝細胞増殖因子などがある。増殖因子。細胞増殖因子。
セツキシマブ【Cetuximab】
抗癌剤(こうがんざい)の一つ。分子標的治療薬の一種。商品名アービタックス。上皮成長因子受容体(EGFR)の働きを抑制するモノクローナル抗体。上皮成長因子受容体との親和性が高く、上皮成長因子と受容...
セレブロン【cereblon】
たんぱく質の分解に関与する酵素複合体の構成因子。サリドマイドによる発達異常は、サリドマイドがセレブロンと特異的に結合して酵素の活性を阻害することによって起こる。
ぞうしょく‐いんし【増殖因子】
⇒成長因子
たいでんし‐しっかん【多遺伝子疾患】
遺伝子疾患のうち、複数の遺伝子が発症に関与しているものの総称。また、そのうち特に、環境因子が関与していないと考えられるものをいう。多遺伝子病。多遺伝子性疾患。→単一遺伝子疾患 →多因子遺伝疾患