い【囲〔圍〕】
[音]イ(ヰ)(呉)(漢) [訓]かこむ かこう [学習漢字]5年 1 周りを取りまく。「囲碁・囲繞(いじょう・いにょう)/包囲・雰囲気」 2 まわり。「外囲・胸囲・四囲・周囲・範囲」 [名のり]もり
い‐きょく【囲局】
碁盤。
い‐ご【囲碁】
碁を打つこと。また、碁。
い‐しょう【囲障】
法律で、隣り合った建物の所有者が敷地の境界の上に設けた塀・柵などの構築物のこと。「—設置権」
い‐じょう【囲繞】
[名](スル)まわりを取り囲むこと。いにょう。「町を—する掘割」
いじょう‐ち【囲繞地】
「いにょうち(囲繞地)」に同じ。
い‐にょう【囲繞】
[名](スル)「いじょう(囲繞)」に同じ。「教室は八重桜の木で—されていて」〈藤村・千曲川のスケッチ〉
いにょう‐ち【囲繞地】
民法上、他の土地(袋地(ふくろち))を囲む周囲の土地。袋地所有者は公路に出るためこの土地の通行権をもつ。
いろり【囲炉裏】
室内の床の一部を四角に切り抜いて火をたくようにした場所。暖房・煮炊きに用いる。炉。《季 冬》「大原女の足投げ出して—哉/召波」 [補説]「囲炉裏」は当て字。
かくま・う【囲まう/匿う】
[動ワ五(ハ四)]追われている人などを、人目につかないようにこっそり隠しておく。「犯人を—・う」