こくさい‐けいざいがく【国際経済学】
国家間で行われる経済取引を対象とする、経済学の一分野。商品・サービスの取引を扱う国際貿易論と、金融資産の取引を扱う国際金融論に大別される。
こくさい‐ご【国際語】
1 世界の各民族・各国の間で、広く共通に使われている言語。外交語としてのフランス語、商業語としての英語などの類。 2 言語を異にする民族・国家間相互の意思伝達を容易にするなどの目的のために人為的...
こくさい‐さいばんしょ【国際裁判所】
国際紛争を解決するために国家間に設けられた裁判所。国際司法裁判所・常設仲裁裁判所など。
こくさい‐しゅぎ【国際主義】
1 独立した各主権国家の存在を前提に、相互の協調に基づいて世界の平和と共栄を実現しようとする立場。インターナショナリズム。 2 世界各国の労働者階級が、国際的な連帯・団結を強めようとする立場。イ...
こくさい‐じょうやく【国際条約】
国家間、または国家と国際機関との間で結ばれた文書による合意。国家間の条約。
こくさい‐てはいしょ【国際手配書】
国際刑事警察機構(ICPO)が、各国の国家中央事務局(日本では警察庁)の要請を受けて、全加盟国の警察組織に対して、国外へ逃亡した犯罪者の身柄拘束や行方不明者の発見などを求めるために送付する手配書...
こくさい‐はんざい【国際犯罪】
1 海賊行為・人身売買・麻薬取引など、諸国家が共同して鎮圧しようとする犯罪。 2 犯人や犯罪行為が複数の国にまたがっている犯罪。 3 侵略戦争その他の武力行為など国際社会に対する犯罪。
こくさい‐ふんそう【国際紛争】
国家間に生じる紛争。
こくさい‐ほう【国際法】
国家間の合意に基づいて、国家間の関係を規律する法。条約と国際慣習法からなり、平時国際法と戦時国際法とに分けられる。国際公法。→国内法
こくさい‐みんかんこうくうじょうやく【国際民間航空条約】
国際民間航空の規律を中心とする諸国家間の航空交通に関する条約。1919年のパリ国際条約に代わり、1944年シカゴで署名された。日本は1953年(昭和28)に加盟。シカゴ条約。国際航空条約。