くぬち【国内】
《「くにうち」の音変化》国の内。こくない。「悔しかもかく知らませば青丹よし—ことごと見せましものを」〈万・七九七〉
こう【国府】
「こくふ」の音変化。「道の口、武生の—に我はありと親に申したべ」〈催馬楽・道の口〉
こうづ【国府津】
神奈川県小田原市東部の地名。東海道本線が通じ、御殿場線を分岐する。古くは相模国府の外港。
こうのだい【国府台】
千葉県市川市北西部の地名。下総(しもうさ)台地西端の高台で、江戸川に面する文教・住宅地。古代、下総国府が置かれた。鴻ノ台。
こう‐の‐みや【国府宮】
尾張大国霊(おわりおおくにたま)神社の異称。
こ‐き【国忌】
「こっき(国忌)」に同じ。
こく【国〔國〕】
[音]コク(呉)(漢) [訓]くに [学習漢字]2年 〈コク〉 1 くに。「国家・国際・国産・国政・国民・国立/王国・外国・帰国・挙国・建国・諸国・全国・祖国・他国・大国・万国・亡国」 2 わ...
こく‐あん【国安】
国家の安泰。「—の為(た)めに大切なる事なり」〈福沢・福翁百話〉
こく‐い【国威】
国の威力。その国が対外的に持つ威力。「—を発揚する」
こくいこう【国意考】
江戸後期の国学書。1巻。賀茂真淵著。文化3年(1806)刊。儒教・仏教などの外来思想を批判し、古代の風俗や歌道の価値を認め、日本固有の精神への復帰を説いたもの。