こくぐん‐ぼくじょう【国郡卜定】
大嘗祭(だいじょうさい)のとき、新穀を奉る悠紀(ゆき)・主基(すき)の国郡を亀卜(きぼく)により占って決定すること。平安時代以来、悠紀国は近江(おうみ)、主基国は丹波あるいは備中(びっちゅう)と...
こくぐんり‐せい【国郡里制】
律令制下の地方行政組織。全国を国・郡・里の三段階の行政区画に編成し、国には国司、郡には郡司、里には里長を置いた。2里以上20里以下を郡とし、里は画一的に50戸を1里とした。→郷里制(ごうりせい)
こく‐げ【国解】
律令制で、諸国の国司が太政官(だいじょうかん)または所管の官庁に提出した公文書。
こく‐げき【国劇】
その国特有の伝統的な演劇。日本の能楽や歌舞伎、中国の京劇など。
こく‐ご【国語】
1 一国の主体をなす民族が、共有し、広く使用している言語。その国の公用語・共通語。 2 日本の言語。日本語。 3 「国語科」の略。「—の先生」 4 外来語・漢語に対して、日本固有の言葉。和語。大...
こくご【国語】
中国の歴史書。21巻。左丘明の著といわれるが未詳。春秋時代を中心とする周・魯(ろ)・斉・晋・鄭(てい)・楚(そ)・呉・越の各国別の記録。「春秋左氏伝」と並び称された。春秋外伝。
こく‐ごう【国号】
国の称号。国名。
こくご‐か【国語科】
学校の教科の一。国語の理解・表現などの学習を目的とする。
こくご‐かなづかい【国語仮名遣い】
和語を仮名で書くときの表記法。漢語に関する字音仮名遣いと区別していう。
こくご‐がく【国語学】
日本語を研究対象とする学問。日本語の音韻・文法・語彙・文字・文体・方言などについて歴史的・地理的に、また、個別的・体系的に研究する。