たか‐むなさか【高胸坂】
上を向いて寝ている胸を坂にたとえていう語。「天若日子が朝床にい寝し—にあたりて死にき」〈記・上〉
たき‐ま・す【焚き増す】
[動サ五(四)]ますます燃やす。よりいっそう火をたく。「今朝よりはいとど思ひを—・てなげきこりつむ逢坂の山」〈新古今・恋三〉
たけだ‐がわ【竹田川】
福井県北部を流れる川。九頭竜(くずりゅう)川の支流の一。坂井市の丈競(たけくらべ)山(標高1045メートル)東方に源を発し、あわら市南部を流れて再び坂井市に入り、九頭竜川に合流する。長さ42キロ。
たけだ‐しばい【竹田芝居】
江戸時代のからくり芝居。寛文2年(1662)初世竹田近江が大坂道頓堀で創始。からくりのほか、子供芝居も上演した。
たけみくまり‐じんじゃ【建水分神社】
大阪府南河内郡千早赤坂村にある神社。祭神は天水分神(あめのみくまりのかみ)・天御中主命(あめのみなかぬしのみこと)ほか。境内には、楠正成(くすのきまさしげ)をまつる南木(なんぼく)神社がある。
たけもと‐ざ【竹本座】
人形浄瑠璃の劇場。貞享元年(1684)初世竹本義太夫が大坂道頓堀に創設。近松門左衛門を座付き作者とし、東の豊竹座と人形浄瑠璃全盛期の興行を二分した。明和4年(1767)廃座。西の芝居。
た‐ごし【手越し】
物を手から手へ渡していくこと。手渡しで運ぶこと。「大坂に継ぎ登れる石群(むら)を—に越さば越しかてむかも」〈崇神紀・歌謡〉
たち‐いり【立(ち)入り】
1 たちいること。中にはいること。「部外者の—を禁ずる」 2 その家に親しく出入りすること。また、その人。 3 「立入検査」「立入調査」の略。 4 江戸時代、大坂の諸大名蔵屋敷に出入りして御用を...
たつの
兵庫県南西部の市。もと脇坂氏の城下町で、古い町並みが残る。薄口醤油・揖保(いぼ)そうめんの産地。平成17年(2005)10月に龍野市・新宮町・揖保川町・御津(みつ)町が合併して成立。人口8.1万...
たば・る【賜ばる/給る】
[動ラ四] 1 「もらう」「受ける」などの意の謙譲語。いただく。頂戴する。たまわる。「我が君にわけは恋ふらし—・りたる茅花(つばな)を食(は)めどいや痩(や)せに痩す」〈万・一四六二〉 2 神の...