やまがた‐じょう【山形城】
山形市にある城。正平11年=延文元年(1356)斯波(しば)兼頼の創建と伝えられる。のちに最上氏を称し11代当主となった義光が城郭を拡大。現在は、残存する二の丸城趾が国の史跡に指定。周辺は霞城(...
やまざき‐の‐たたかい【山崎の戦い】
天正10年(1582)中国征討中の羽柴秀吉が本能寺の変を知って毛利氏と和議を結んで引き返し、山城の山崎で明智光秀を破った戦い。秀吉の全国制覇の緒戦となった。
やましな‐でら【山階寺】
《はじめ山城国山階に建てられたところから》興福寺の旧称。
やましろ【山城】
旧国名の一。五畿に属し、現在の京都府南東部にあたる。古くは「山背」と書いた。城州。
やましろ‐の【山城の/山背の】
[枕]山城国鳥羽の地の意から、「とは」にかかる。「—とはにあひ見む」〈古今・恋四〉
やましろ‐の‐くに【山城国】
⇒山城
やましろ‐の‐くにいっき【山城国一揆】
文明17年(1485)山城南部で国人(こくじん)・地侍(じざむらい)らが中心となって起こした一揆。抗争を続ける畠山政長と義就の両軍を撤退させ、以後8年間、守護による支配を排除し、自治を行った。
やましろ‐もの【山城物】
山城の刀工が鍛えた刀の総称。三条・粟田口(あわたぐち)・来(らい)などの流派が有名。京物。
やま‐じろ【山城】
山に築いた城。→平城(ひらじろ)
やまと【大和/倭】
旧国名の一。五畿に属し、現在の奈良県にあたる。大和政権の発祥地で飛鳥(あすか)京・藤原京・平城京などが置かれた。もと「倭」と書いたが、元明天皇の時、「倭」と通じる「和」の字に「大」をつけて「大...