りくせい‐そう【陸成層】
陸上に堆積(たいせき)してできた地層。砂漠・砂丘などの風による堆積物、氷河堆積物、河川・湖沼などの水底の堆積物などがある。
リグニン【lignin】
植物中にセルロースなどと結合して存在する高分子化合物。細胞壁に堆積(たいせき)して木質化を起こし、植物体を強固にする。木材では20〜30パーセント含まれ、パルプ製造の際の不要成分。バニリン製造・...
リター【litter】
地面に落ちて堆積した葉や枝のこと。落葉落枝。
リター‐そう【リター層】
リター(地面に落ちて堆積した葉や枝)が層をなしたもの。まだ土壌動物によってほとんど分解されていない有機物の層をさす。落葉落枝層。
りゅうせい‐じん【流星塵】
宇宙空間から地上に降ってくる微粒子。流星の燃え殻と考えられ、雨水や深海底の堆積物、南極の氷の中などから採集できる。
リューネブルガー‐ハイデ【Lüneburger Heide】
ドイツ北部、ニーダーザクセン州北東部、エルベ川、ウェーザー川、アラー川に囲まれた荒地。氷河堆積物、砂地、湿地、エリカの群生地が広がり、一部で牧羊や農業が行われている。1921年に自然保護地域に指...
りょく‐でい【緑泥】
主に大陸棚斜面上に分布する、多量の海緑石を含む緑色の泥質の堆積(たいせき)物。
りょくでい‐せき【緑泥石】
黒雲母(くろうんも)に似た組成をもつ複雑な層状の結晶構造の珪酸塩(けいさんえん)鉱物。単斜晶系。緑色ないし黒緑色で、ガラス光沢または真珠光沢があり、うろこ状・葉片状をなす。低温でできた変成岩、続...
るい‐そう【累層】
地層を岩相によって区分するときの基本になる単位層。同一の環境またはある環境の一定の繰り返しのもとで堆積した一連の地層で、上下の層とはっきり区別できるもの。層。
れき‐がん【礫岩】
堆積(たいせき)岩の一。礫が粘土・砂などによりくっつき、固結した岩石。