ほうじん‐ぶつ【報身仏】
仏語。報身の仏。阿弥陀仏・薬師仏のように願を成就して仏身を得た仏。
ほう・ずる【報ずる】
[動サ変][文]ほう・ず[サ変] 1 むくいる。かえす。「人の恩に—・ずる」「恨みを—・ずる」 2 知らせる。告げ伝える。「新聞の—・ずるところによると」「時を—・ずる」
ほう‐ち【報知】
[名](スル)知らせること。また、その知らせ。通知。「急を—する」「火災—機」
ほうち‐しんぶん【報知新聞】
日本の日刊新聞の一。明治5年(1872)創刊の「郵便報知新聞」が前身で、同27年に改題。昭和17年(1942)読売新聞に合併。同21年に復刊。同25年からスポーツ・芸能専門紙となった。
ほう‐とう【報答】
[名](スル) 1 答えること。返答。 2 むくいること。恩や恨みを返すこと。返報。
ほう‐とく【報徳】
受けた徳や恩義にむくいること。報恩。
ほうとくき【報徳記】
二宮尊徳の伝記。8巻。富田高慶著。安政3年(1856)成立、翌年改訂。尊徳の思想と業績を詳述し、最も信頼できる資料とされる。
ほうとく‐きょう【報徳教】
道徳と経済の二つを基盤として富国安民を説く二宮尊徳の教え。
ほうとく‐しほう【報徳仕法】
江戸後期、二宮尊徳によって説かれた、節約・貯蓄を中心とする農民の生活指導などを通じて農業経営のたてなおしと農村復興をはかる方法。尊徳仕法。
ほうとく‐しゃ【報徳社】
二宮尊徳の思想を実践して、農村の更生をはかる結社。一種の農村信用組合運動の性格をもち、天保14年(1843)小田原報徳社の結成に始まる。