くず‐うこん【葛鬱金】
クズウコン科の多年草。高さ60〜90センチ。葉は長楕円形で柄が長い。花は小さく白色。熱帯アメリカの原産で、塊根をアロールートとよび、でんぷんをとる。日本には明治時代に渡来し、観葉植物とされる。
くもり‐ぐも【曇(り)雲】
層積雲の俗称。白または灰色の雲が塊をなしているもの。
クラウド‐クラスター【cloud cluster】
多くの積乱雲が集合し、団塊状になったもの。しばしば水平方向の広がりが数百キロメートルに達する。熱帯域によく現れるほか、日本付近では梅雨期の東シナ海で発生する。次々と積乱雲が発達し、集中豪雨をもた...
クラスノヤルスク‐ばし【クラスノヤルスク橋】
《Krasnoyarskiy most/Красноярский мост》ロシア連邦中部の都市クラスノヤルスクを流れるエニセイ川に架けられた、シベリア鉄道の鉄橋。19世紀末に建造。完成時は世界...
クラトン【(ドイツ)Kraton】
地殻変動が終わり、もはや造山運動を受けなくなった安定した地塊。剛塊。
クリッペンシュタイン【Krippenstein】
オーストリア中部、オーバーエスターライヒ州の山。ダッハシュタイン山塊の北端に位置する。標高2108メートル。山麓のハルシュタット湖畔の村オーバートラウンから山頂付近までロープウエーで結ばれる。頂...
クリンカー【clinker】
鉱物質が半溶融状態で焼き固まった塊。粉砕するとセメントになる塊、燃料の燃焼によって窯の壁面などに融着した灰、過焼されて溶融状態になり変形したれんがなど。焼塊(しょうかい)。
くれ‐わり【塊割(り)】
土の塊を砕くのに用いる農具。くれたたき。
くろ‐ぐわい【黒慈姑】
カヤツリグサ科の多年草。沼地に生え、高さ40〜70センチ。秋、茎の先に茶色がかった穂をつける。また近縁のオオクログワイをさし、塊茎を食用にする。くわいづる。くわい。《季 春》「沼尻に四五枚の田や...
くろしお‐ぞくりゅう【黒潮続流】
日本の本州南岸沿いを流れる黒潮の、房総半島以東の流れ。大きく蛇行しつつ、南北に冷水塊、暖水塊を形成する。