此(こ)の世(よ)の外(ほか)
あの世。のちの世。後世。来世。「あらざらむ—の思ひ出に今ひとたびの逢(あ)ふこともがな」〈後拾遺・恋三〉
こん‐がい【閫外】
1 しきいの外。戸外。 2 都の外。境界の外。
ごう‐がい【号外】
新聞などで、重大な事件が突発したときなどに、臨時に発行するもの。「内閣総辞職の—が出る」
さい‐がい【塞外】
1 とりでのそと。⇔塞内。 2 中国で、北方の国境のそと、すなわち万里の長城の外側。⇔塞内。
沙汰(さた)の外(ほか)
「沙汰の限り1」に同じ。「朝敵となり給ひて後は、我が身一人の置き所なし。家人の恩までは—なり」〈盛衰記・二〇〉
ざい‐がい【在外】
外国に居住・滞在していること。また、外国にあること。「—邦人」「—資産」
し‐がい【市外】
市の区域外。特に、市の周辺の地域。「—の住宅地」⇔市内。
しき‐げ【式外】
「式外の社(やしろ)」の略。⇔式内(しきない)。
しつ‐がい【室外】
部屋または家の外。⇔室内。
四百四病(しひゃくしびょう)の外(ほか)
《四百四病のうちに入らないものの意》恋のやまい。恋煩い。