たいこ‐ばん【太鼓判】
1 太鼓のように大きな印判。転じて、確実であるという保証。 2 江戸時代以前につくられた甲州金の一。表面外周の装飾が太鼓の皮留めの装飾に似ているところからいう。
たい‐さ【大差】
大きな差。数値・程度などの大きな違い。「どちらにしても—はない」⇔小差。
たい‐さつ【大刹】
大きな寺。巨刹。たいせつ。
たい‐さん【大盞】
大きなさかずき。大杯。
たいさん‐ぼく【大山木/泰山木】
モクレン科の常緑高木。葉は大きく長楕円形で表面につやがあり、裏面に褐色の毛が密生する。5、6月ごろ、白色の大きな花を開き、強い芳香を放つ。北アメリカの原産で、日本には明治初期に渡来し、庭園で栽培...
たい‐ざい【大罪】
《「だいざい」とも》大きな罪。重い罪。「—を犯す」
たい‐ざん【大山/太山】
大きな山。
たい‐ざん【泰山/岱山/太山】
中国、山東省中部にある名山。標高1524メートル。中国五岳の一。古来信仰の対象となり、秦・漢時代から皇帝が封禅(ほうぜん)の儀式を行った所。玉皇廟など古跡が多い。1987年、世界遺産(複合遺産...
泰山(たいざん)は土壌(どじょう)を譲(ゆず)らず
《「史記」李斯伝から》泰山が小さな土くれでも受け入れて大きな山となったように、大人物はどんなに小さな意見でも取り入れて見識を高めていくというたとえ。
大山(たいざん)も蟻穴(ぎけつ)より崩(くず)る
大きな山も小さな蟻(あり)の穴からしだいに崩れる。ちょっとした油断がもとになって大きな災難を招くことのたとえ。