おとな‐だ・つ【大人立つ】
[動タ四]大人びて見える。年配に見える。「受領(ずりゃう)など—・ちぬるも、ふくらかなるぞよき」〈枕・五八〉
おとなっ‐ぽ・い【大人っぽい】
[形]外見や態度などが実際よりも大人に見える。「服装が急に—・くなる」⇔子供っぽい。 [派生]おとなっぽさ[名]
おとな‐なみ【大人並(み)】
[名・形動]子供ではあるが大人と同等であること。また、そのさま。「—な(の)食欲」「言うことは—だ」
おとな‐の‐おもちゃ【大人の玩具】
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おとな・びる【大人びる】
[動バ上一][文]おとな・ぶ[バ上二] 1 外見や態度が大人らしくなる。一人前になる。「—・びた声」 2 かなりの年配になる。「まさご君の御乳母(めのと)、—・びにたれど、かたち宿徳(しうとく)...
おとな‐ぶ・る【大人振る】
[動ラ五(四)]わざと大人のようなふりをする。「—・ったしぐさ」
たい‐じん【大人】
1 からだの大きい人。巨人。 2 一人前の人間。おとな。だいにん。⇔小人(しょうじん)。 3 徳の高いりっぱな人。度量のある人。大人物。「—の風格を備えた人」⇔小人。 4 地位や身分の高い人。 ...
たいじん‐くんし【大人君子】
徳の高い人格者。
たいじん‐こく【大人国】
巨大なからだの人ばかりが住むという想像上の国。巨人国。
大人(たいじん)は大耳(おおみみ)
徳の高いりっぱな人は、聞く態度も大らかで、小事をいちいち耳にとめないこと。