たいき‐かんりゅう【大気環流】
⇒大気大循環
たいききょうかい‐そう【大気境界層】
地表面や海面から摩擦や熱などの影響を直接受けている大気の層。地上から高度1〜2キロメートル程度までの層で、その上空の自由大気と区別される。
たいきけいこう‐ぼうえんきょう【大気蛍光望遠鏡】
極高エネルギー宇宙線が大気中で引き起こす空気シャワーによって生じる蛍光を捉える望遠鏡。空気シャワーの通り道に沿って大気中の窒素分子が励起され、そこから発せられる微弱な紫外線を大口径の反射鏡で集光...
たいき‐けん【大気圏】
地球を包んでいる大気の存在する範囲。気温分布によって対流圏・成層圏・中間圏・熱圏に分かれる。気圏。
たいきけん‐かくじっけん【大気圏核実験】
⇒大気圏内核実験
たいきけんない‐かくじっけん【大気圏内核実験】
地上・海上・空中など大気圏内で行われる核爆発実験。大気圏核実験。→地下核実験 [補説]1945年から1980年にかけて米国・旧ソ連・英国・フランス・中国が合計543回行い、総計約9トンの核分裂生...
たいき‐げんしょう【大気現象】
大気中で起こる物理現象のうち目や耳で観測できるもの。雨・雪・霧・黄砂・虹・雷など。大気水象・大気塵象(じんしょう)・大気光象・大気電気象に大別される。
たいき‐こう【大気光】
超高層大気の原子・分子が太陽紫外線により発光する現象。観測される時刻により、夜間大気光・昼間大気光・薄明大気光に分けられる。
たいきこうがく‐げんしょう【大気光学現象】
⇒大気光象
たいき‐こうしょう【大気光象】
大気現象の一つ。太陽や月の光の反射・屈折・回折・干渉などによって生じる、大気中の光学現象。虹・彩雲など。大気光学現象。気象光学現象。