てんじん‐ちぎ【天神地祇】
天つ神と国つ神。すべての神々。一般に、天神は高天原(たかまがはら)に生まれた神、あるいは葦原の中つ国に天降った神、地祇はこの国土の神とされる。
てんじん‐ばし【天神橋】
大阪市、淀川に架かる橋。ここから北へ長柄(ながら)橋まで天神橋筋が延び、途中に天満宮がある。
てんじんばし‐すじ【天神橋筋】
大阪市の北部を南北に走る道路の呼び名。沿線に中之島公園・大阪天満宮などがある。
てんじん‐ひげ【天神髭】
菅原道真(すがわらのみちざね)の肖像にあるような両端の下がった細いひげ。
てんじん‐まげ【天神髷】
日本髪の髪形の一。髷の中央を髪で巻き、簪(かんざし)でとめたもの。幕末から明治にかけて、芸妓や若い婦人が結った。天神。天神結び。
てんじん‐まつり【天神祭】
大阪市北区にある天満宮の夏祭り。《季 夏》→天満祭(てんままつり) 「天神講(てんじんこう)」に同じ。
てん‐すい【天水】
1 空と水。水天。 2 天から降る水。雨水。 3 「天水桶」の略。
てんすい‐おけ【天水桶】
防火用に雨水をためておく大きな桶。天水。
てん‐すう【天数】
天から与えられた寿命。天寿。天命。自然のなりゆき。
てん‐すう【天枢】
経穴(けいけつ)の一。へそから左右外側へ2横指、すなわち大人で約4センチの所。胃経に属し、下痢・腸炎・肝炎などの治療点。