てんとう‐ばな【天道花】
4月8日に山からツツジ・フジなどの花を取ってきて、高いさおの先に結んで立てるもの。中国・四国地方で行われる。高花(たかはな)。八日花。
天道(てんどう)人(ひと)を殺(ころ)さず
天は慈悲深くて、人を見離すことはない。
てんとう‐ぼし【天道干し】
1 日光にさらしてほすこと。 2 路上にござなどを敷き、商品を並べて商う店。大道店。ほしみせ。「夜店や—から買い廻りて」〈饗庭篁村・権妻の果〉
てんとう‐まかせ【天道任せ】
自然の成り行きに任せること。運命に任せること。天道次第。
てんとう‐むし【瓢虫/天道虫/紅娘】
1 甲虫目テントウムシ科の昆虫の総称。体長7ミリくらい、半球状で足は短い。幼虫は体が長く、体表に針状の毛が散在する。アブラムシやカイガラムシ、植物の病菌を食べるもののほか、農作物の害虫となるもの...
てん‐とく【天徳】
1 天の徳。万物をはぐくむ自然のはたらき。 2 天子の徳。
てんとく【天徳】
平安中期、村上天皇の時の年号。957年10月27日〜961年2月16日。
てんとく‐じ【天徳寺】
《江戸芝西久保巴町の天徳寺の門前で売っていたところから》紙を外被として中にわらを入れた粗末なふとん。かみぶすま。
てんとくよねんだいりうたあわせ【天徳四年内裏歌合】
天徳4年(960)3月30日、村上天皇が清涼殿で催した歌合わせ。判者藤原実頼。12題20番。のちの歌合わせの規範となった。
てん‐とじ【天綴じ】
卵でとじたてんぷらそば、またはてんぷらうどん。