あね‐にょうぼう【姉女房】
「姉さん女房」に同じ。
あぶら‐で【油手/脂手】
《「あぶらって」「あぶらて」とも》 1 (脂手)脂性(あぶらしょう)の手。 2 油で汚れている手。油のついた手。「前髪を理(なお)して、延紙で—を拭いて」〈紅葉・二人女房〉
あま‐た・れる【甘たれる】
[動ラ下一]「あまったれる」に同じ。「『いやだあ』と—・れたように言う」〈紅葉・二人女房〉
あま‐にゅうどう【尼入道】
在家のまま剃髪(ていはつ)して仏門に入った女性。尼女房。
あれ‐てい【彼体】
あのくらい。あの程度。あのざま。多く対象を見下していう。「女房これを聞き…、—の者をば、すかさばやと思ひ」〈伽・物くさ太郎〉
あわせ【合(わ)せ】
1 他の語と複合して用いる。 ㋐物と物とを合わせること。「背中—」「顔—」 ㋑比べて優劣を争うこと。「物—」「歌—」 2 釣りで、当たりがあったときに、魚の口に針がかかるようにする操作。さおの穂...
いき‐ぐみ【意気組(み)】
「意気込み」に同じ。「義周の粟(ぞく)を食らわずという—で」〈紅葉・二人女房〉
いき‐の‐ね【息の根】
1 呼吸。いのち。「—が続く」 2 声。「やあ其の首はとかけ寄る女房、引き寄せて—とめ」〈浄・嫩軍記〉
いぎ‐の‐にょうぼう【威儀の女房】
即位・立后などのとき、儀礼の威容を添えるために並ぶ女房。威儀の命婦(みょうぶ)と女蔵人(にょくろうど)をいう。
いぎ‐の‐みょうぶ【威儀の命婦】
「威儀の女房」に同じ。