め【女/妻】
《「男(お)」に対する語》 1 女性。おんな。「吾(あ)はもよ—にしあれば」〈記・上・歌謡〉 2 配偶者、または愛人としての女性。妻。「年頃あひ馴れたる—」〈伊勢・一六〉 3 (「雌」「牝」とも...
めいじいちだいおんな【明治一代女】
川口松太郎の小説。昭和10年(1935)、「オール読物」誌に連載。「鶴八鶴次郎」「風流深川唄」と併せて第1回直木賞を受賞。著者による「芸道もの」の代表作。自身の脚色による新派劇は昭和10年(19...
めしたき‐おんな【飯炊き女】
1 飯炊きとして雇われている女。 2 江戸時代、大坂の曽根崎新地などの泊まり茶屋で、酒食の給仕をするとともに遊女を兼ねた女。
めしもり‐おんな【飯盛(り)女】
江戸時代、宿駅の宿屋で旅人の給仕をし、売春も兼ねて行った女。飯盛り。
や‐おとめ【八少女】
神事に奉仕する八人の少女。また、神楽を奏する少女。「神のやす高天原(たかまのはら)に立つ—、立つ—」〈風俗歌〉
やさ‐おんな【優女】
姿かたちの美しい女。また、性質のやさしい女。やさめ。「かかる東の果てしにもまたあるものぞ—」〈浄・凱陣八島〉
やせ‐おんな【痩せ女】
1 やせた女。 2 能面の一。地獄に落ちてなお、愛欲の執心に苦しむ女の亡霊を表す。「砧(きぬた)」「定家(ていか)」「求塚(もとめづか)」の後ジテなどに用いる。
やと‐な【雇仲居/雇女】
(京阪地方で)臨時に雇われる仲居(なかい)。
やば‐おんな【矢場女】
矢場2で、客の相手をする女。矢取り女。
やま‐おんな【山女】
1 「山姥(やまうば)1」に同じ。 2 アケビの別名。