アンジョ【(ポルトガル)anjo】
キリシタン用語で、天使のこと。 [補説]「安所」「安女」「安如」とも書く。
アンドロスのおんな【アンドロスの女】
《原題、(ラテン)Andria》テレンティウスの処女戯曲。紀元前166年初演とされる。
いが‐とうめ【伊賀専女】
1 キツネの別名。 2 人をだますような口をきく媒酌人をキツネにたとえていう語。「今更に—にやとつつましくてなむ」〈源・東屋〉
いしとおんな【医師と女】
小谷剛の短編小説集。昭和30年(1955)刊行。「卓上ピアノ」「看護婦圭子」などの作品を収める。
いち‐こ【市子/巫女/神巫】
1 神霊・生き霊(りょう)・死霊(しりょう)を呪文を唱えて招き寄せ、その意中を語ることを業とする女性。梓巫(あずさみこ)。巫女(みこ)。口寄(くちよ)せ。 2 神前に奉仕して、神楽(かぐら)を奉...
いち‐じょ【一女】
1 一人の娘。「一男—」 2 いちばん上の娘。長女。
いちだい‐おんな【一代女】
自分1代だけで子供のない女。「我は—なれば、何をか隠して益なし」〈浮・一代女・六〉 「好色一代女」の略称。
いち‐め【市女】
市で物を商う女。「—来り酒売る」〈兼盛集・詞書〉
いつき‐の‐みこ【斎皇女/斎王】
天皇即位のとき、伊勢神宮や賀茂神社に天皇の名代として遣わされた未婚の内親王または女王。伊勢神宮では斎宮、賀茂神社は斎院ともいう。斎内親王(さいないしんのう)。斎王(さいおう)。いつきのみや。いつき。
いつき‐め【斎女】
春日神社・大原野神社で、神事に奉仕する未婚の少女。松尾神社では斎子(いご)という。