たえ【妙】
[形動][文][ナリ] 1 不思議なまでにすぐれているさま。何ともいえないほど美しいさま。「—なる楽の音」 2 きわめてじょうずなさま。「歌にあやしく—なりけり」〈古今・仮名序〉
たえ‐の‐うら【妙ノ浦】
鯛ノ浦(たいのうら)の異称。
みょう【妙】
[名・形動] 1 いうにいわれぬほどすぐれていること。きわめてよいこと。また、そのさま。「演技の—」「自然の—」「言い得て—だ」 2 不思議なこと。奇妙なこと。また、そのさま。「—な事件」「夜中...
みょう【妙】
[常用漢字] [音]ミョウ(メウ)(呉) ビョウ(ベウ)(漢) [訓]たえ 1 言うに言われぬほど美しい。「妙音/美妙」 2 奥深く味がある。きわめて巧みである。「妙案・妙手・妙味・妙薬/軽妙・...
みょう‐あん【妙案】
非常によい考え。すばらしい思いつき。名案。「—が浮かぶ」
みょううん‐にょらい【妙雲如来】
密教で、竜猛(りゅうみょう)(竜樹)菩薩の本地である仏。妙雲相仏。
みょう‐おん【妙音】
いうにいわれぬ美しい音声、また音楽。
みょうおん‐こう【妙音講】
妙音天を祭って供物を供え、琵琶(びわ)などを演奏した楽人たちの集会。
みょうおん‐てん【妙音天】
弁才天(べんざいてん)の異称。
みょうおん‐ぼさつ【妙音菩薩】
東方の一切浄光荘厳国に住み、霊鷲山(りょうじゅせん)に来て法華経を聴聞した菩薩。美しい声で十方(じっぽう)世界に教えを広めるという。