いじかり‐また【いじかり股】
股を広げ、足を曲げて歩く姿。えじかりまた。「踏張足(ふんばりあし)齷齪足(あくせくあし)外輪大股—無論美人ならず」〈露伴・艶魔伝〉
いじらし・い
[形][文]いぢら・し[シク]幼い子供や弱い者などの振る舞いが、何ともあわれで同情したくなる感じである。けなげでかわいそうなさま。また、可憐(かれん)なさま。「涙を見せまいとする姿が—・い」 [...
い‐ずまい【居住(ま)い】
1 人が座っている姿勢。また、その態度。座り方。「—を正す」 2 住んでいるまわりのようす。環境。「人といふものも—による事ぞ」〈史記抄・李斯伝〉
居住(いず)まいを正(ただ)・す
きちんとした姿勢に座りなおす。座り方を改める。
いずみ【泉】
《原題、(フランス)La Source》アングルの絵画。カンバスに油彩。縦163センチ、横80センチ。泉の擬人像である女性が水瓶から水を注ぐ姿を描いた作品。新古典主義絵画における裸婦像の傑作の一...
いせ‐びくに【伊勢比丘尼】
元禄年間(1688〜1703)から、伊勢寺の勧進と称して、尼姿で諸地方をめぐっていた遊女。
い‐そう【異相】
1 普通の人とは異なった人相または姿。「この小倅(こせがれ)は—をしている」〈芥川・金将軍〉 2 仏語。四相の一。変化していくもの。 3 能で、基本的な風体をはずれた芸風。異風。「あらゆる物真似...
いそ‐ぎんちゃく【磯巾着/菟葵】
花虫綱イソギンチャク目の腔腸(こうちょう)動物の総称。浅海の岩石などに付着。体は柔らかく円筒形で、上端中央に口があり、その周囲に触手が並ぶ。触手に刺胞があり、毒液を獲物に注入して捕らえる。不消化...
い‐ぞう【倚像】
台座などに腰掛けて、両足を下にたらしている姿の仏像。→座像
い‐たい【異体】
[名・形動] 1 形や体裁が普通と違うこと。また、そのさま。異風。いてい。「—な姿」 2 別のからだ。「雌雄—」 3 「異体字」の略。